広島の皆さん、こんにちは!広島市を中心に剪定・伐採・お庭のお手入れを承っている「石野ガーデン」です。
新しくお庭に木を植えたいなと思ったとき、「一年中緑が豊かで、秋には可愛い実がなって、さらに他のお家とはちょっと違う珍しくてお洒落な木がいいな」なんて欲張った願いを持つことはありませんか?
そんな方に今、地元の植木屋として心からおすすめしたい隠れた名木が「ヒゼンマユミ(肥前真弓)」です。
「マユミなら聞いたことがあるけれど、ヒゼンマユミって何だろう?」と思う方も多いかもしれませんね。一般的なマユミは冬に葉が落ちる落葉樹ですが、ヒゼンマユミは一年中美しい緑を保つ常緑樹なんです。秋から冬にかけて、パッと目を引く鮮やかなピンクや赤色の実を付け、お庭を一気に華やかにしてくれます。
今回は、広島の気候や風土に合わせてヒゼンマユミを元気に育てるコツや、知っておきたいリアルな注意点などを、地元の植木屋ならではの目線で分かりやすくたっぷり解説します!
植木屋から一言
ヒゼンマユミは、もともと九州などの比較的温暖な地域の海岸沿いに自生している樹木です。「広島の冬でもちゃんと育つの?」と心配されるかもしれませんが、ご安心ください!近年の広島市内(特に平野部や沿岸部)の気候であれば、冬の寒さで枯れるようなことはなく、むしろ非常に生き生きと育ってくれます。
一般的な常緑樹(シラカシやキンモクセイなど)に比べると、まだお庭に植えられているご家庭が少なく、「それ、なんていう木ですか?」とご近所さんに聞かれるような、ちょっとした特別感を味わえるのも魅力です。ツヤツヤした上品な葉っぱと、可愛らしい実のコントラストは、一度見るとファンになってしまう美しさですよ。
基本情報
| 項目 | 内容 |
| 樹木名 | ヒゼンマユミ(肥前真弓) |
| 分類 | ニシキギ科ニシキギ属(常緑小高木〜高木) |
| 開花時期 | 5月〜6月頃(目立たない小さな淡緑色の花) |
| 鑑賞期(実) | 10月〜1月頃(ピンク〜赤色の実とオレンジの種) |
| 耐寒性 | 普通(広島市内の平野部なら問題なく地植え可能) |
| 耐暑性 | 非常に強い |
| 主な用途 | シンボルツリー、目隠し、お庭のアクセント、鉢植え |
特徴
ヒゼンマユミの最大の特徴は、なんといっても秋に熟すカラフルで愛らしい実です。
10月頃になると、緑色の実がだんだんと鮮やかなピンク色や赤紫色へと色づいていきます。そして熟すとパカッと4つに割れ、中からオレンジ色のコーティングに包まれた種が顔を覗かせます。この「ピンクの殻とオレンジの種」の組み合わせが本当にポップで可愛らしく、寒くなる季節のお庭をあたたかく彩ってくれます。
また、葉は肉厚で光沢があり、やや大ぶりで高級感のある質感をしています。年間を通して落葉が少なく、常に瑞々しいグリーンを保ってくれるため、お庭のベースをつくる背景樹としても非常に優秀です。
メリット
1. 冬のお庭が劇的に明るくなる
多くの植物が枯れたり葉を落としたりする秋冬の時期に、ヒゼンマユミは実の見頃を迎えます。どんよりしがちな冬の空に、鮮やかなピンクの実が映え、お庭にパッと華やかな明るさをもたらしてくれます。
2. 常緑樹なので年中しっかり目隠しになる
落葉性のマユミとは違い、一年中しっかりとした葉を茂らせています。そのため、リビングの窓前や道路からの視線が気になる場所に植えれば、ナチュラルで美しい目隠し(プライベート空間の確保)として大活躍してくれます。
3. 海岸近くの生まれなのでタフで育てやすい
もともと潮風が当たるようなタフな環境で育つ植物なので、暑さや乾燥、大気汚染にとても強い性質を持っています。過酷な現代の住宅環境でも、一度根付いてしまえば驚くほど元気に自立してくれます。
4. 野鳥が遊びに来る癒しのお庭に
実が熟して種が顔を出すと、その美しい姿に誘われてメジロなどの可愛らしい野鳥がお庭に遊びに来てくれるようになります。お部屋の中からバードウォッチングを楽しめるのも、ヒゼンマユミを植える大きな幸せの一つです。
注意点
お庭に植えてから「こんなはずじゃなかった…」と後悔してほしくないので、プロとしてあらかじめ知っておいてほしい注意点も定期的にお伝えしています。これらは決して「植えてはいけない理由」ではなく、「対策を知っていれば怖くないこと」ばかりですので、すでに植えられている方もどうぞ安心してお読みくださいね。
1. カイガラムシやミノムシがつくことがある
ニシキギ科の植物全般に言えることですが、風通しが悪くなるとカイガラムシなどの吸汁害虫が発生しやすくなります。ただ、これも「春から夏にかけて枝葉が混み合ってきたら、少しすいて風を通す」という基本のお手入れをしてあげれば、大量発生を防ぐことができます。
2. 実や種には毒性がある(口に入れないこと)
ヒゼンマユミの実や種には、ニシキギ科特有の成分(エボニミンなど)が含まれており、人間やペットが誤って大量に食べると嘔吐や下痢を引き起こすことがあります。鳥たちにとってはご馳走ですが、小さなお子様やペットが誤って口に入れないよう、手の届かない高さに仕立てるなどの工夫があるとより安心です。
3. 成長するとそれなりに大きくなる
放っておくと数メートルの高さまで自然に育ちます。ただ、成長スピード自体はそこまで爆発的に早いわけではないので、年1回の定期的な剪定さえしていれば、一般家庭の限られたスペースでも十分にコントロール可能です。
広島市で育てる場合
広島市内でヒゼンマユミをお庭に迎える場合、一番のポイントは「冬の冷たい風をどう避けるか」です。
中区、東区、西区、南区、安芸区、佐伯区などの平野部や沿岸部であれば、冬場も特別な寒さ対策をすることなく元気に育ちます。夏の強烈な西日にも耐えてくれる頼もしい木です。
一方で、高陽や可部、あるいは安佐北区・安佐南区の山間部や雪が積もりやすい高台の団地などでは、冬の乾燥した北風が直接当たり続けると、葉が傷んで茶色くなってしまうことがあります。
そのため、広島市内で地植えをするなら、「お家の東側〜南側」で、北風が建物によって遮られる場所を選んであげるのがベストです。もしどうしても寒い地域で育てたい場合は、最初の数年は鉢植えにして冬だけ軒下に避難させるか、地植えなら冬の間だけ不織布を優しく巻いてあげると綺麗に冬を越せますよ。
こんな方におすすめ
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「他のお家とは被らない、個性があって自慢できるシンボルツリー」を探している方
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冬の寂しいお庭に、お花のような鮮やかな色彩(実)をプラスしたい方
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常緑で年中葉っぱが茂り、しっかり視線を遮ってくれる目隠しが欲しい方
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週末にお庭にやってくる野鳥を眺めながら、のんびりコーヒーを飲みたい方
こんな方には向かないかもしれません
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広島市の山間部や豪雪地帯にお住まいで、全く寒さ対策のお手入れができない方
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小さなお子様やペットが何でも口に入れてしまう時期で、実の毒性がどうしても心配な方
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「一切ハサミを入れず、何年も完全に放置して育てたい」という方(形を美しく保つには定期的な剪定が必要です)
剪定について
ヒゼンマユミを美しく健康に保ち、毎年たくさんの実を付けさせるためには、年1回の剪定が欠かせません。
剪定の時期
最適な時期は、冬の終わりから春先(2月〜3月頃)、新芽が動き出す前です。
秋から冬にかけての可愛い実をしっかり楽しんだ後、春の準備としてハサミを入れます。ヒゼンマユミは春に伸びた新しい枝に、その年の5月頃に花を咲かせ、それが秋に実になります。そのため、春先以降に大きく刈り込んでしまうと、花の芽を落としてしまい秋に実がならなくなるので注意が必要です。
剪定の方法
基本は、内側に向かって伸びている細かい枝や、交差して風通しを悪くしている枝を付け根から切り落とす「透かし剪定」を行います。
全体を丸く刈り込むような剪定ではなく、枝の自然なラインを活かしながら優しく透いてあげると、風通しが良くなって病害虫の予防になり、さらに実が付いたときの姿がとても絵になります。大きくしたくない場合は、この時期に主軸となる高い枝を好みの高さで切り詰めましょう。
植え付けについて
ヒゼンマユミの植え付けに一番良い時期は、寒さが和らいだ春(4月〜5月頃)です。この時期に植えると、暖かくなる勢いに乗って新しい根っこがぐんぐんと土に馴染んでくれます。
水はけが良く、適度に潤いのあるふかふかした土壌を好みます。植え付け時には、掘り上げた土に腐葉土や完熟堆肥をたっぷり混ぜ込んであげると、その後の育ちが格段に良くなります。
しっかりと根付くまでの最初の数ヶ月間は、土の表面が乾いたら定期的にお水をあげてください。一度しっかりと根が張れば、その後の水やりは夏の極端に乾燥する時期を除いて、基本的に自然の雨に任せて大丈夫です。
苗木の購入を検討されている方へ
「よし、我が家のお庭にもヒゼンマユミを植えてみよう!」と思われた方へ、大切な苗木選びのアドバイスです。
実はヒゼンマユミは、シラカシやシマトネリコのような定番の庭木と比べると流通量が少なく、地域のホームセンターなどでは時期によって非常に手に入りにくい樹木です。いくつもお店を回って探すのは大変ですので、インターネットの通販を利用するのが最も確実で賢い方法です。ネット通販であれば、小さなポット苗から、植えてすぐに存在感を発揮してくれる大きめのサイズまで、たくさんの選択肢の中からお好みのものを選ぶことができます。
植木屋としておすすめする苗木のサイズは、「樹高1.2メートル〜1.5メートル前後」のサイズです。
このくらいの大きさがあれば、苗木としての体力がしっかりついているため、広島の環境にも馴染みやすく、植え付け後の失敗(枯れ込みなど)がとても少なくなります。逆に2メートルを超えるような大きな苗になると、素人の方が一人で運んで真っ直ぐ植えるのは重労働ですし、根付かせる難易度も上がってしまいます。
購入前に確認したいポイントとしては、以下の3点です。
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葉の色が濃く、ツヤがあって元気な状態か(お店の写真をチェック)
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梱包や配送の評判が良い、信頼できるショップか(レビューを確認)
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お庭の植えたいスペースに対して、届くサイズが大きすぎないか
ネット通販では、専門の生産者さんが大切に育てた元気な苗木が多数出品されています。お庭の雰囲気に合うお気に入りの一本を見つけるために、ぜひ参考にしてみてくださいね。
【参考までに苗木を掲載しています】
広島市で植え付け・剪定をご希望の方へ
「ネットで素敵なヒゼンマユミの苗木を見つけたけれど、自分で植えるのはちょっと不安…」
「大切な木だから、プロの手できちんと植えてほしい!」
そんなときは、ぜひ私たち石野ガーデンにお気軽にお声がけください!
当店では、お客様がネット通販などでご自身で購入された苗木の「植え付け作業だけ」のご依頼も喜んで承っております。
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「うちの庭のこの日当たりで大丈夫?」という植える場所の現地相談
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広島の土質を見極めたこだわりの土づくりや、風で倒れないための頑丈な支柱設置
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毎年たくさんの実をならせるためのプロによる定期的な剪定・お手入れ
地域密着の植木屋だからこそ、広島の気候に合わせた最適な施工で、大切な苗木がしっかりと根付くまで丁寧にお手伝いいたします。
「まずはいくらかかるか見積もりだけほしい」「植える場所を見てほしい」という方は、ぜひ当店の公式LINEからお気軽にご相談ください!
スマホでお庭の写真をパシャッと撮ってLINEで送っていただければ、スピーディーに概算のお見積もりやアドバイスをお返しすることも可能です。しつこい営業などは一切ありませんので、どうぞ安心してくださいね。
まとめ
今回は、秋冬のお庭を可愛らしいピンクの実で彩ってくれる上品な常緑樹「ヒゼンマユミ」についてご紹介しました。
定番の庭木とはひと味違う魅力を持ちながら、広島の街でも非常に育てやすく、年間を通して美しい緑と季節の移り変わりを感じさせてくれる本当に素敵な樹木です。少しだけ寒風に気をつけて場所を選んであげれば、毎年メジロたちが集まる癒しのお庭を作ってくれますよ。
新しく我が家のシンボルツリーを迎えたい方、他にはないお洒落なお庭づくりを目指して、ヒゼンマユミをお庭に植えてみませんか?植え付けの準備から、大きくなってからの剪定まで、困ったときはお気軽に広島の植木屋「石野ガーデン」へご相談くださいね。皆さんと一緒にお庭づくりができる日を、楽しみにしています!
